男性型脱毛症(AGA)になってしまう原因(遺伝と男性ホルモン)について

最近、よくAGAという言葉を見かけます。わたしにとっては10年以上前から馴染のある言葉ですが、普通の人にとっては芸能人がCMなどで発する言葉で初めて触れた言葉という程度のものでしょう。

AGA(男性型脱毛症)ってなに?

AGAとは男性型脱毛症の英語を略したもので、Androgenetic Alopeciaという言葉が元となります。「Andro」というのはアンドロゲン=男性ホルモンを表し、「Genetic」はジェネティック=遺伝上のなどを指します。Alopeciaはアロペシア=脱毛や脱毛症を示す言葉なのです。

遺伝と男性ホルモンによる脱毛症のことを指す言葉なのですが、はからずも巷間でよく言われているように、薄毛や抜け毛は遺伝に関係している。また、男性ホルモンが主な要員であるということを立証しているかの言葉になっています。

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AGAには本当に遺伝や男性ホルモンが関係しているのか?

一般的にはAGAは、成人男性にみられる薄毛のことを指しますが、それらは思春期以降に進行しはじめると言われています。

これを実験で立証したのがハミルトンというホルモン学を専攻していたアメリカの研究者です。ハミルトンは詳細な臨床的観察から次のような結果を見いだしたのです。

  • 男性型脱毛症は思春期以降に発症し年齢とともに進行する
  • 男性ホルモンを作ることができない「睾丸除去された人」は発症しない
  • 「睾丸除去された人」にテストステロン(男性ホルモンの一種)を投与した場合、再度進行する
  • 遺伝的に男性型脱毛症が発症する可能性がある人は、男性ホルモンを投与するとその多くで脱毛が進行する。
  • 遺伝的に男性型脱毛症が発症する可能性がある人は男性ホルモンを投与しても進行しない場合が多い。

つまり、遺伝的に男性型脱毛症が発生する確率が高い人に、男性ホルモンを投与すると高確率で男性型脱毛症が進行するということなのです。第一に遺伝がきてしまったなぁというのが最初の感想で、そんな残念な結果が過去において出ているのは、本当にショックなことです。

わたしの場合は、伯父が完全に禿げていましたから。また、父親も60歳を過ぎてからやはり薄くなっていたので、遺伝的には無いとは言い切れません。ううう、なんとか50歳までは逃げ切りたい。もちろん、50歳を突破したら60歳までと思うのでしょうが。

そんな昔の事ではなく現在の研究ではどうなっているのか?!

現在では、もちろんそんな臨床的観察などというものではなく、遺伝子レベルでの研究が進められています。さきほどもでてきたテストステロン、こちらは比較的弱いホルモンなのですが、それをより強いディハイドロテストステロン(ジヒドロテストステロンということもありますね、以下DHTという)というホルモンに体内で変化させる酵素「5α還元酵素」があります。このDHTには1型と2型があり、この2型5α還元酵素の遺伝子がある特定のタイプの場合、男性型脱毛症になりにくくなることなどがわかっています。

難しい話が続いてしまいましたが、現在、AGA対策の筆頭に躍り出ているプロペシアをはじめとするフィナステリドは、前述のDHTの生成を阻害する働きをすることでAGAの進行を抑える効果を発揮するのです。

あとがき

どうでしょう。どんなあんばいでしょうか。医学(科学)の進歩は、すごいですね!遺伝やホルモンによる影響については、さまざまな学説が出ていますので、更に記事にしていきたいと考えています。

AGA(男性型脱毛症)は、進行性の病気ですから病院に行って薬をもらって治療するのがスジです。しかし、風邪をひいても自分で治す道を選ぶ人がいるように、わたしは自分でできることをまずはやってみたいのです。

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