昨日の記事に書いたように、カミさんのアンチエイジングの一環として、女性の髪の毛に良いとされている豆乳を一緒に飲むことになりました。
【参考記事 カミさんと一緒に豆乳を飲むようになった訳】
豆乳には調製豆乳と無調整豆乳の違いは何か?
わたしがチョイスしたのは有機豆乳無調整という商品です。そもそも豆乳と一括りに言っても、調製や無調整、そして有機などさまざまモノがあるようです。コンビニはわかりませんが、スーパーなどの大型店に行くと、飲み易そうなコーヒー味やバナナ味などもあり、その選択肢の多さで悩むことになると思います。
ここではまず調製豆乳と無調整豆乳の違いをみてみたいと思います。日本豆乳協会のHPを読むと、
スーパーなどで売られている豆乳(類)商品は、JAS規格で3種類に分かれて定義されています。(無調整)豆乳と調製豆乳と豆乳飲料です。 水に浸したり、蒸したりした大豆を絞った乳白色の液状そのままの豆乳は、何も味付けしていないので無調整豆乳と言われます。この(無調整)豆乳に少々の塩や砂糖などで飲みやすくしたのが調製豆乳。この調製豆乳に果汁や紅茶(フレーバー)などで味付けしたものが豆乳飲料です。
- 無調整豆乳:「大豆固形分8%以上」→大豆たんぱく質換算3.8%以上
- 調製豆乳:「大豆固形分6%以上」→大豆たんぱく質換算3.0%以上
- 豆乳飲料(果汁系):「大豆固形分2%以上」→大豆たんぱく質換算0.9%以上
また、その原料でも違いがあり無調整の豆乳は原則として水と大豆から作られており、調製豆乳は飲み易くするために砂糖や乳化剤・香料をまぜて作られています。ここからもまず無調整豆乳の方がヘルシーな感じがしますね。
わたしが無調整豆乳、なかでも有機豆乳をチョイスした理由
ふたたび、日本豆乳協会のHPを参照してみると、豆乳の栄養素はとても高いことがわかります。とりわけ、
- 大豆たんぱく質
- イソフラボン
- サポニン
- レシチン
以上の四つが最たるもので、それぞれにカラダおよび髪の毛に良い働きをします。単位当りの栄養素が調製豆乳と無調整豆乳では違うのが、わたしが無調整豆乳をチョイスする大きな理由です。
調製豆乳は、さまざまな混ぜ物をしている分、栄養価が落ちるということは自明の理かと思います。その分、飲み易くなってはいますが、わたしはもっぱらコーヒーに混ぜて飲むため、そんなに直接的な飲み易さを求めないというのもあります。
有機豆乳を選んだのは、やはりそのヘルシーさのイメージからです。ここでいう有機の定義は、有機食品の統一基準である有機JASに則っているかどうかです。有機JASに適合した原料大豆(有機農産物)、製造工程で作られたものだけが「有機豆乳」と表示できるのですが、それだけ厳密につくられていることを評価しているのです。
調製豆乳、無調整豆乳に関わらず飲み過ぎには注意?!
上の二番目の画像にもありますが、豆乳はパワーがある分、その反動にもまた気をつけなければなりません。日本豆乳協会のHPではとくに問題がないと記載がありますが、以前、下記の参照にも挙げたようにイソフラボンの摂取量が多いと女性ホルモンのバランスを崩すとの話もありました。
豆乳は飲用に際し、一般的な推奨は一日当り200mlを1~3本程度ですが、特に制限はありません。ただ、通常の飲料と同様に他の食事とのバランスを考え飲用されることをおすすめします。以前、大豆に含まれるイソフラボンの摂取量について報道がなされたことがありましたが、サプリメントなど特殊な食品が対象で、従来の大豆食品の摂取は問題ないとされています。また、発がんに関しては、逆に大豆の摂取は乳がんのリスクを低減させるという報告もされています。
問題があるかどうかは不明ではありますが、何事もほどほどが一番ということで、ウチでは200ml程度の摂取にとどめようと話をしています。
あとがき
どうでしょうか。どんなあんばいでしょうか。ちなみに、この記事でもこだわってかき分けていましたが、無調整豆乳の”調整”と「調製豆乳」の”調製”とは、同じ「せい」でも漢字が異っています。面白いですよね(笑)
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