カミさんにもよく注意されるのですが、わたしは食べてすぐ寝るのが好きです。とくに、お腹一杯にご飯を食べた後に、眠くなったらそのまま寝る。そんな休日の一時が幸せだと思っていました。ええ、昨日までは。
健康診断で要注意だと言われた、食べてすぐ寝ることの危険性
食後は身体中の血液が消化活動に使われるため、消化器官に集まることで眠気を誘うというのは一般的にもよく言われていることです。しかし、「生理現象であるから」、「身体の仕組みだから」と安心していたわたしに、そこに重大な危険性が潜んでいるサインかもという話を健康診断の診察医の先生が聞かせてくれたのです。
別に、消化器官に血液が集まることで、心臓や脳などの重要な器官が疎かになってしまい危険ということではないそうです。そういった重要器官には常に一定の血流が確保されているとのこと。本当に人間のカラダは素晴らしい仕組で成り立っているのですね。
食べ過ぎた後に強烈な睡魔がある人は糖尿病のサインかも
冒頭にも書きましたが、わたしはお腹一杯のご飯を食べた後に、かなりの強さの眠気に誘われ気絶するように眠っていることがあります。それは糖尿病のサインかもしれないということなのです。
白米を中心とした炭水化物(糖質)は、血糖値を上げる唯一の食べ物です。その炭水化物を採り過ぎることで血糖値が上がり、それを抑えるために膵臓(すいぞう)がインスリン(インシュリン)を分泌することでバランスを保とうと働きます。
炭水化物(糖質)を採り過ぎる生活を続けていると、このバランス活動が過剰になりインシュリンが分泌され過ぎて、低血糖にまで陥ってしまうそうです。それで眠くなってしまうのですね。低血糖と聞くと、「ああ、血糖値が低いのね」などと簡単に考えてしまいがちですが、低いだけではなく安定した血糖値を保てないという、悪化すると死に至る病につながることもあるれっきとした症状(病気)なのです。
血糖値を急激に上がる食生活を見直そう!
わたしが今回、お医者さんに聞いた血糖値を急激に上げる食生活は以下の4つです。
- お腹一杯食べ過ぎる
- 白米や麺類など炭水化物の採り過ぎ
- 野菜など栄養バランスよく食べない
- あまり噛まずに急いで食べる
話を伺いながら、「あああ、ほとんど全部当てはまるわぁ」と恥ずかしい限りでした。男性の方だったら、やはり当てはまる方が多いのではないでしょうか。食事はやっぱり人生の楽しみですから、お腹一杯食べると幸せです。また、白いお米のご飯は日本人の主食です。食べちゃいますよね。
野菜はわたしは気にかけている方ですが、肉と野菜とどっちが好きかと言われたら肉ですね。よく噛んで食べましょうと言われますが、温かい食事を美味しく食べるには冷めないうちに急いで食べる必要があります。また、オトコは競争する生き物です。隣で食べている人よりも早く食べたくなることもあります。
しかし、やはり糖尿病は怖い!好きなモノを好きな時に食べられなくなるのは本当に怖い!
では、悪しき食生活を見直すにはどうすればいいのかというか、上に書いた4つの逆をやればいいだけです。
- 腹八分目にとどめる
- 白米や麺類は控える
- 野菜をしっかりと採る。できれば、野菜から食べるといいそうです
- しっかり噛んでゆっくりと食べる
長い人生を好きなものを食べて、健やかに生きるためには少しくらいの我慢が必要なのですね。気をつけましょう。
あとがき
どうでしょうか。どんなあんばいでしょうか。つい、先日まで食べてすぐ寝るのが好きだったわたしですが、急に怖くなりました。気をつけなきゃ!
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