わたしの目下の悩みは、中性脂肪の値が600を超えたこと。ちなみに中性脂肪とは何か、その値が何を示しているのかは過去記事に書いていますが、中性脂肪とは食物摂取後小腸で吸収され血液の中に入ってエネルギー源として使われます。つまり、その存在自体が悪というわけではありません。
余った分は、次に使うときのために皮下脂肪や肝臓の脂肪として蓄積されますが、それらが増えすぎると動脈硬化の原因となり、脳卒中や心臓病の恐れもでてきます。血流を悪くすることから毛根への栄養が滞る可能性もあります。ついでに脂肪肝にもなりかねません。

そんな中性脂肪の値が600を超えて悩んでいるのですが、いったいどのくらいが基準値なのかとかかりつけのお医者さんに聞いてみると、
値 mg/dl | 判 定 | 対 策 |
---|---|---|
29以下 | 低中性脂肪血症 | 原因となる病気の有無を調べる。 |
30~149 | 正常 | |
150~299 | 軽度高中性脂肪血症 | 食事療法や運動療法を開始する。 |
300~749 | 中等度高中性脂肪血症 | 食事療法、運動療法を確実に実施し、 他の危険因子あれば薬物療法を行う。 500mg/dl以上の人は禁酒。 |
750以上 | 高度高中性脂肪血症 | 膵炎の危険性もあり、薬物療法を行う。 |
とのこと。中性脂肪600というのは、かなりまずい状態であることがわかるかと思います。これでは悩むというものです。。。先の記事でも参照させてもらった全国健康保険協会のサイトでも、
●脂質異常症は動脈硬化の最大の危険因子
脂質異常症は、それ自体に自覚症状もなく放置されがちですが、確実に動脈硬化を進行させ、狭心症や心筋梗塞などの心疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患のリスクを高めます。
血液中のLDL-コレステロールが増えすぎると、コレステロールは動脈の壁の内部に入り込んで蓄積していきます。その結果、動脈壁は厚く硬くなり、アテローム硬化が進んでいきます。一方、HDL-コレステロールが少ないと、余分なコレステロールが十分に回収されず、たまったままになります。
中性脂肪は、それ自体は動脈硬化の直接の原因にはなりませんが、中性脂肪が増えすぎると、LDL-コレステロールが増え、HDL-コレステロールが減りやすくなることがわかっています。
と恐怖をあおります。ここまできたら、もうキッチリと対峙するしかありません。今までは「まぁ、なんとかなるだろう」と高を括っていた感があるのも事実です。徹底的に中性脂肪の数値を下げるべく対策を行うこととします。
中性脂肪を減らすためにやるべきことは3つ!
そもそも中性脂肪が増える因子として、食べ過ぎ、呑み過ぎ、運動不足、喫煙、遺伝が挙げられているわけですから、その逆をいけばいいわけです。つまり、
- 食べ過ぎない
- 呑み過ぎない
- 適度に運動をする
- 禁煙する
- 遺伝は、、、仕方ありませんね
1、2、3、4を頑張ってみたいと思います。漫然と暮らしていると、どうやら食べ過ぎてしまうようです。一日三食だけならまだしも、間食したりお菓子やジュースを飲むなど過剰に様々な栄養成分を摂取していたのです。まずは間食をカットすること。三食好きなだけ食べるのではなく、一食は身体によい食事に置き換えたいと考えています。
また、お酒もついつい呑んでしまうようです。わたしは自分自身では、そんなにお酒を好きではないと思っていたのですが、数えてみると平均して週に5回くらいは呑んでいました。休肝日はありましたが、やはり絶対数が多いのはよくありません。酒量を減らすことは、呑みに行く回数を減らすことだと考えています。
運動については、けっこうやっているつもりなので大丈夫かな。強いて言えば、もう少し日常の中に運動を取り入れようかと。多めに歩く、階段を上り下りするなどを行なっていければと考えています。
地道な活動のようですが、今までの生活からすると大幅な変化を伴います。ツライ事もあるかもしれませんが、まずは一ヶ月間続けてみたいと思います。一ヶ月後に再度血液検査に臨みたいと思います。